令和6年度後期の常葉大学保育学部の『子どもの発達論』の後期の最後の15回目の講義が終わりました。最後の講義のテーマは、「特別支援教育からみるいじめのメカニズムと具体的な対応」でした。今回も学生の皆さんは、子どもの事例を読み、それに対して自分ならどのような支援ができるかの考えをまとめ、小集団で意見交換する活動に、真剣に取り組んでいました。
将来、学生さんたちが保育園等の子どもの支援に関わる現場で生かせるように、主な発達障害、特性を学習内容とともに、実践的な事例検討の時間も設定し、授業づくりをしていきました。また、今年度は、コラボ授業ということで、静岡市障害福祉企画課地域生活支援係の係長さんや静岡市児童相談所の相談係の係長さん等をゲストティーチャーとして登壇していたたき、支援現場の最前線にいる職員の方からも、リアルな声から学ぶ機会も設定していきました。
いよいよ、来週は後期の試験です。きっとこの週末は、15回の講義のスライド資料を見ながら、試験に向けて学習に取り組んでいると思います。保育、教育現場で、即戦力として職責を果たすうえでも、講義を通して学んだ基礎的な支援方法を身につけてくれることを願っています。数年後に出会う様々な子どもたちの成長を支えるために、学生の皆さん、頑張ってください。